「60's北欧スタイル チーク材カップボード」を買取させていただきました
60's北欧スタイル チーク材カップボード
国内で製造されたと思われる北欧ヴィンテージスタイルのチーク材カップボードです。
美しいチーク材をふんだんに使用したシンプルでありながながらも存在感あるデザインのカップボード。面のとられたガラスのフレームや厚い無垢板から挽物加工で削り出した取っ手のディテールなど細部に手の込んだ一品です。国産家具ならではの実用性の高さとスケール感を備えつつ北欧ヴィンテージ家具とも相性抜群の食器棚です。
チーク(本チーク) / teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育つため、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「ネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。60年代頃の北欧家具は当時から高級であったチーク材を更に厳選し、色の濃淡や木目の現れ方にまでこだわったものが多く現代では再現が難しいほど、最上質で贅沢な材料取りの製品を見ることができます。
買取させていただいたお品はこちらで販売しております
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