「玉杢 工芸着物箪笥」を買取させていただきました
玉杢 工芸着物箪笥
工芸作家『松斎』銘、年代物の工芸玉杢着物箪笥です。
希少価値の高い銘木タモ玉杢材を惜しみなく使い、木彫、木象嵌等、銅製彫金金物などの絢爛豪華な工芸装飾を備えた大変贅沢な着物箪笥です。下段中央には蛇腹式の引き扉が備わっておりその扉にもまた鶴と松の木彫が施されています。正確な年代、来歴は不明ですが、最上級の素材と工芸技術の粋を結集して造られた、他に類を見ない仕事から、特別な権力を持った富裕階級によって贅の限りを尽くして制作させたものであることは想像に難くありません。
玉杢
最も知られた杢の一つ。樹木の瘤のような所をスライスすると現れる、比較的大きな同心円形の模様。バランスが良く範囲の広いものは極めて希少で、杢のなかでも最高のものとされます。
木象嵌 インレイ
素材である木を様々な形に象って嵌める装飾細工技法。日本では奈良時代から木画と呼ばれる象嵌装飾が行われていました。
タモ材(アッシュ)
強度に関しては広葉樹の中でも比較的硬い木材だと言え、その特徴から家具の材料としても好まれています。硬く、反発力があるという特性から、野球バットの材料として使用されてる事で有名ですが、プロ野球のバットは本種ではなく「アオダモ」と呼ばれている別の種類の木です。内装材としてもドア枠、階段、カウンター、フローリングなどに使用されます。また、タモはその強度を活かして家具材に使用される事も多く、品質の高い木材である事から、幅広い用途で活躍しています。
買取させていただいたお品はこちらで販売しております
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