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コトブキ KOTOBUKI 剣持勇 Kenmochi Isamu (1912-1971) 剣持勇 キャスターチェア

日本を代表するインテリアデザイナー『剣持勇』デザイン、KOTOBUKI(コトブキ) キャスターチェアです。

FRP製シェルのヴィンテージチェア。脚部分はアルミダイキャストで、独特の鈍い輝きがあります。

60年代、世界的な北欧家具のブームが起こり、 日本国内でも多くの家具ブランドより北欧スタイル家具が製作されました。 当時の国産北欧スタイル家具には独自の工夫とアレンジがなされており、 古き良き日本人の気質と北欧のテイストが融合したデザイン、 品質共に大変優れたプロダクトが数多くつくられました。 それら、製品の普遍的なデザインスタイルと高い品質は、 近年再評価され、昭和モダン家具というひとつのジャンルとして確立されています。

コトブキ KOTOBUKI
1914年創立。100以上の歴史を誇る、パブリックスペースを中心とした日本有数のインテリアメーカー。FRPを使用したチェアは、野球場や競技場などのスタジアム・駅のプラットフォームなど、日本中に展開されています。また、大阪万博のシンボルタワー、岡本太郎「太陽の塔」の顔製作も手がけております。

剣持勇 Kenmochi Isamu (1912-1971)
1932年に東京高等工芸学校木材工芸科を卒業し、商工省工芸指導所に入所して以来、一貫して日本のデザイン界において指導的な立場に立って牽引し続けた。指導所時代には、来日したブルーノ・タウトの薫陶を得て、モダン・デザインの実践に邁進し、家具の規格化などに大きな成果をあげた。1955年に独立してデザイン事務所を構え、折から日本の戦後建築がモダニズムの興隆を迎えるなかで、丹下健三、佐藤武夫、前川国男、芦原義信らとの共同作業を通じ、建築空間に独自の個性を発揮していった。

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