買取事例のご紹介 - 李朝家具折り畳みチェア - インテリア・蒐集品の買取専門、イズヤリサイクル

「李朝家具折り畳みチェア」を買取させていただきました

李朝家具折り畳みチェア

李朝家具、折り畳みチェア2脚セットです。中国の時は古くから組手や仕口の木工技術の伝統があり、そこに高級材である黒檀や紫檀などの細工を施せる硬くて強度のある材が輸入された事で、職人の技がさらに生かせるようになりました。笠木が曲線で背もたれが丸い形の圏椅は、トーネット、ウィンザーチェア、シェーカーと並んで近代の椅子に多大な影響を与えてきたとされています。温かみのあるノスタルジックな雰囲気の折り畳みチェア。このチェアも歴史は古く、「円後背交椅」と言い、日本の寺院で使用されている「曲ろく」もここからきています。シンプルで美しいライン、全体的に調和のとれたフォルム、木目の美しさを生かした仕上がりは、身体にしっくりと馴染む掛け心地となっております。オリエンタルスタイルや、和の空間、ショップのディスプレイなど、インテリア上級者に一押しの一品です。あなただけのこだわりの空間を創り出してください。 **李朝家具** 李朝家具とは、李王家が君臨した李氏朝鮮時代(1392～1910年)に作られた調度類、または、この時代の家具のリプロダクトの事も意味します。李朝家具の特徴は、木目の風合い、そして金具の美しさが融合した造形美です。日本の家具と比べて多少の歪や引出しのがたつきなど、造りは大陸的で大雑把なようにも見えますが、木の適材適所を心がけながらバランスよく自然のままに仕上げられていて、日本の家具にない何ともいえない柔らかさ、やさしさ、温もりを感じさせます。そこに風土や長い歴史の中で育まれた李朝家具独特の味、魅力があります。