「青林製作所 チーク材 エクステンションラウンドテーブル」を買取させていただきました
青林製作所 チーク材 エクステンションラウンドテーブル
青林製作所による、チーク材 エクステンションラウンドテーブルです。
今では希少な高級材であるチーク材を使用した、温かみのある褐色の木肌が印象的なダイニングテーブル。当時のデンマーク家具では突板を使った仕上げが主流ですが無垢材主体で作られた贅沢かつ高精度の作りは当時高い評価を得ていた青林製作所ならではのクオリティです。天板と幕板、脚、ノックダウン構造でありながらもなめらかな曲線による一体感のある意匠が秀逸です。 実用的でありながらも作り手のこだわりを感じさせる、北欧の年代物とも相性の良いヴィンテージファニチャーです。
青林製作所
1970年代初頭、日田工芸や山品木工と共に百貨店で販売されていた日本を代表する家具メーカー『青林製作所』。職人による技術、良質なチーク材、デンマーク家具を思わせる洗練されたデザイン。どれをとっても当時の北欧家具に勝るとも劣らない高品質のインテリアは、日本最高峰とも言われ人気を博しました。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。
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