「松本民芸家具 #72 リーチ型チェア」を買取させていただきました
松本民芸家具 #72 リーチ型チェア
松本民芸家具による、#72リーチ型チェアです。
西洋の伝統家具様式に、松本民芸ならではの技術と職人のこだわりから紡がれた存在感あるチェア。松本民芸家具の中でリーチ型と呼ばれる椅子はイギリス人陶芸家のバーナード・リーチ氏の協力により誕生したもので、その名が冠されています。英国家具でよく見られるウィンザーチェアを日本人サイズにし、座面の形状などに曲線を用いた美しいスタイルです。
ダイニングの追加椅子やホールの飾り椅子、書斎椅子等様々な用途にお使いいただける美しいデザインの椅子です。
使い込むほどに美しさと味わいが増すミズメザクラの鮮やかな木目と硬質な木肌が印象的な姿見。脚元に施された透かし彫りがアクセントとなった和洋折衷のデザインが魅力的です。フレームや脚の組接ぎに、古くから和家具の産地であった松本の職人ならではの確かな手仕事が伺えます。
柳宗悦
バタフライスツールを代表作とする世界的デザイナー柳宗理の父であり日本を代表する工芸作家 柳宗理が現館長を勤める日本民藝館の初代館長。
バーナード・リーチ
イギリスの陶芸家。 幼時を日本で過ごし、1909年に再来日。 白樺派の人々と交流を結び、 6代目尾形乾山に入門し作陶を学びます。 東洋陶磁とイギリスの伝統を融合させた独自の作風で知られています。
ミズメザクラ 水目桜・梓
桜に似た樹皮から水目桜と呼ばれますが桜の類とは関係なくカバノキ科の落葉高木です。梓弓の材料になっていたことから梓とも呼ばれています。虎杢と呼ばれる虎の紋様を思わせる杢が特徴。山奥に散在しており家具に使われる200年~300年の歳月を経たミズメザクラは入手困難であり、非常に堅いため加工には熟練の技術を要しますが、美しい木肌を持ちながら狂いがおきにくく粘り強いという非常に優れた特性から百木の長と詠われ、最高級の家具材として重宝されています。
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