「ハーマンミラー Herman Miller ウォールナット ラウンジチェア&オットマン」を買取させていただきました
ハーマンミラー Herman Miller ウォールナット ラウンジチェア&オットマン
ウォールナット材を使用した、Herman Miller (ハーマンミラー)による、チャールズ&レイ・イームズ(Charles & Ray Eames)デザイン、ラウンジチェア&オットマンです。
1956年にチャールズ&レイ・イームズがデザインし、ハーマンミラー社が商品化しました。19世紀・イギリスのクラブチェアをイメージして作られ、その快適な座り心地は「よく使い込まれた一塁手のミット」に喩えられるほどの快適な座り心地です。映画監督のビリー・ワイルダーへの誕生日プレゼントとして贈られたのをはじめ、数多くのセレブリティにも愛されているチェアです。
チャールズ & レイ・イームズ CHARLES & RAY EAMES
チャールズ&レイ・イームズ夫妻は、アメリカを代表するデザイナーで20世紀のデザイン界に数々の金字塔を打ち立てた巨匠。ミッドセンチュリーモダンの草分け的な存在として知られる。1946年エリオット・ノイスが、『チャールズ・イームズがデザインした新しい家具』展を同美術館で開催。成型合板のラウンジチェアなどが出品され衝撃を与えた。インテリアメーカー各社がチャールズ・イームズ獲得に動きだしたが、強い熱意があったハーマンミラー社と契約した。ハーマンミラー社のデザインディレクターであったジョージ・ネルソンは「自分へのデザイン料を削ってでも、才能あるチャールズ・イームズを迎えるべきだ。」と言ったというエピソードがある。2人はジョージ・ネルソンとともに、画期的で斬新な家具をいくつも生み出した。チャールズ&レイの活動は、建築、家具デザインだけにとどまらず、映画やグラフィックなど多くのデザイン分野に及び、モダンデザインのパイオニアとして数々の功績を残した。
ハーマンミラー Herman Miller
アメリカが世界に誇る、最高峰のアメリカンモダンファニチャーブランド。ハーマンミラーの歴史は、1923年、ミシガン・スター・ファニチャー・カンパニーの社長だったD.J.デプリーが、養父のハーマンミラーに会社の株の購入を勧めたことから始まります。当初は伝統的スタイルの家庭用家具を製造していましたが、1930年、ニューヨークのデザイナー、ギルバート・ローディとの出会いをきっかけに、アメリカ人のライフスタイルとニーズに合った製品を作ることに目を向け、モダニズム路線へと転換していきました。1945年、ジョージ・ネルソンをデザインディレクターに迎え、翌年にはチャールズ&レイ・イームズがデザインコンサルタントとして参加。この伝説的なデザイナーたちと共に、のちにインダストリアルデザインの象徴となる製品群を世に送り出しました。それ以降も、アレキサンダー・ジラード、イサム・ノグチなどのミッドセンチュリーを代表するデザイナーたちと積極的にパートナー関係を築き、名作を次々に発表します。「問題を解決するためのデザイン」という理念のもと、革新的な技術、そして前衛的なチャレンジと先見性で常に世界をリードし、家具メーカーとして比類なきポジションを確立したハーマンミラー。環境擁護や地域貢献といった活動も精力的に展開しており、その影響力は現在も世界中で高まり続けています。
ウォールナット Walnut
クルミ科クルミ属の落葉高木の総称。木材としては、日本国内でも「ウォールナット」という名称で扱われています。北アメリカやカナダで産出されており、チークやマホガニーと共に世界三大銘木の一つに数えられます。木質は重硬で衝撃に強く、強度と粘りがあり、狂いが少なく加工性や着色性も良いという特性を持っており、落ち着いた色合いと重厚な木目から、高級家具材や工芸材に用いられてきました。耐衝撃性の強さを生かしてライフルの銃床にも使用され、その需要の高さから持続的な伐採が行われた結果、資源が枯渇ぎみであり、現代ではクルミ材は高級木材となっています。
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