「ネイサン Nathan ヴィンテージ コーナー AVボード」を買取させていただきました
ネイサン Nathan ヴィンテージ コーナー AVボード
イギリスミッドセンチュリーを代表する家具ブランドの一つ、Nathan(ネイサン)による、コーナーAVボードです。
レア度の高いNathan社のコーナーキャビネット。ヴィンテージチークのあたたかな質感と、少しクラシック家具寄りの前面扉框構造が印象的。左右の扉は中央のAV機器スペースの目隠しとしても使えるユニークなデザイン、手の込んだ仕上がりの英国らしい洗練されたキャビネットです。G-PLANやMcINTOSHと比べて流通が少ないこともコレクター心をくすぐります。
開閉扉は中央と両端の両方で使用が可能。中央の下部はスライド棚になっております。背面穴加工も施されているのでAVボードとしてもお勧めです。
英国ミッドセンチュリー期にデザインされたNathan(ネイサン)社デザインのお品ですが、1981年にParker Knoll社が買収したことにより、Parker Knollから販売されたお品になります。
パーカーノール Parker Knoll
家具メーカーFrederick Parker(フレデリック・パーカー)とドイツの発明家、Willi Knoll(ウィリー・ノール)がタッグを組んで1931年に設立。nathanやg-planなど多くのブランドを買収し、現在ではCintique・Ercolと共に英国三大ブランドの一つとされています。日本での知名度は高くないですが、ヨーロッパでは誰もが知る上質なインテリアを提供する老舗ブランドです。
ネイサン Nathan
ネイサン社の創業は1916年、イギリス・ロンドンでロシア出身のバーネット・ネイサンが手作りの家具を製造したことに遡ります。1954年ニュー ヨークで開かれた家具展覧会においてイギリスを代表するデザインとして選ばれて一躍有名になり、チーク材の家具を本格的に生産。G-planシリーズで有名なエベネゼル・グーム社と並び、イギリスミッドセンチュリーを代表する家具メーカーへと発展しました。とくに「クラシックレンジ」シリーズは、時代を超越したデザインで優れた快適性と職人技が見事に融合。クラシックと北欧スタイルの折衷的な独自のデザインスタイルを生み出し、ジャコビアンドアスタイリングと美しいチーク材の組み合わせの自然な輝きがロンドンの都市生活者を虜にしました。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。
買取させていただいたお品はこちらで販売しております
イズヤリサイクルではグループ全体で買取から販売まで一括で行うことにより、「ネイサン Nathan ヴィンテージ コーナー AVボード」のより高額な査定と、「ネイサン Nathan ヴィンテージ コーナー AVボード」のよりお安い商品の提供を行っております。「ネイサン Nathan ヴィンテージ コーナー AVボード」を売るのも買うのもイズヤリサイクルへお任せください。