「岩谷堂箪笥 / Japan 岩谷堂箪笥 手許箪笥」を買取させていただきました

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岩谷堂箪笥 / Japan 岩谷堂箪笥 手許箪笥

■岩谷堂箪笥(いわやどうたんす)は 奥州藤原氏初代清衡公が産業を奨励した平安時代末期(1100年代)に始まり 長い年月を経て今に伝わる岩手県を代表する伝統的工芸品です。   この度ご紹介の手許箪笥は 前面も側面も裏面・天板もすべて、こだわりの杉無垢材で作られ 岩谷堂家具のラインナップの中でも最上級のもので 最高級仕上げである漆仕上げを施しています。 厳選された杉の無垢材を使い、抽斗内部は桐無垢材 南部鉄金具と漆の光沢は時を経るにしたがって、より深い輝きを放ちます。 堅牢さと重厚さの中にも華麗な繊細さを秘めた佇まいは 現代の住空間の中でも際立つ存在感があります。 漆を重ねる度に増すつや・強度は、時を経るに従って さらにその魅力を一段と強く醸し出します。 手許箪笥は、普段生活する部屋の身近に置かれ、 手紙、印判、金銭、装身具など貴重品から身の回りの小物などを入れた 小型の箪笥のことで、用箪笥とも言われます。 現代の小物といえば時計やアクセサリー等に加え、 大切な方からのお手紙、書類など。 思い出の詰まった貴重な品々を大切に保管するのに最適な一品です。 画像内にあります同時出品中の岩谷堂箪笥と合わせて 日本の伝統をこころゆくまで感じられる こだわりの空間作りを是非ご検討ください。 ■岩谷堂箪笥 起源は、平泉が栄えていた頃の康和年間(1100年代)、  藤原清衡が平泉に居を移すまでの約30年間、豊田城の本拠地とし 産業奨励に力を注いだ時代に遡ると伝えられています。 その後、江戸時代の中期天明時代(1780年代)に、度重なる飢饉による 惨状を目の当たりにした岩谷堂城主・岩城村将が、 米作のみに頼る経済・領地経営から脱皮を図ろうとし、 その改革案を家臣の三品茂左右衛門に下問しました。 その結果、茂左右衛門は思案の末、車箪笥や長持の製作販売、塗装の研究を提案。 そして村将の許可を受け、本格的に箪笥製作に取り組みました。 さらに、その後文政年間(1820年前後)には、徳兵衛という鍛冶職人が彫金金具を考案しました。 鍵のかかる堅牢な金具が用いられるのは、金庫の役目を果たすためでした。 最初は、桐の模様が多かった様ですが、次第に虎に竹、龍、花鳥等 多くのデザインが開発されました。これが原型となり、そのその技術が今も引き継がれています。 *高級和家具の代名詞「岩谷堂箪笥」の製品は突板仕上げのものが一般的ですが 今回出品の家具は市場にもなかなか出回ることのない無垢材で作られた 最高級のものです。

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