「アジアンコロニアル 真鍮象嵌 ネストテーブル」を買取させていただきました
アジアンコロニアル 真鍮象嵌 ネストテーブル
アジアンコロニアル 真鍮象嵌 ネストテーブルです。
濃淡のある木目に、真鍮象嵌や木彫刻が施された印象的な四連のネストテーブル。細かなところまで表現された味わいある魅力的なお品です。
アジアンコロニアルスタイル
ヨーロッパの国々が植民地で自国の様式を簡略化し現地製造した様式をコロニアル(植民地)スタイルと呼びます。高精度な家具の製造に向かない高温多湿な地域では、環境や現地の工作精度にあわせたおおらかな造形へのアレンジが普及しました。ヨーロッパのクラシックな面影を残しつつもある種の緊張を強いることのない独自の味わいを生み出しており、日本でもアジアンコロニアルスタイルとして人気を得ています。
真鍮象嵌
象嵌とは工芸品の装飾技法の一つです。金工象嵌は、シリアのダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされています。江 戸時代には京都などに優れた職人が多数生まれ、日本刀の拵えや甲冑、鏡や根付、文箱、重箱などに腕を振るいました。象嵌本来の意味は、一つの素材 に異質の素材を嵌め込むと言う意味で、真鍮に地と異なる色や種類の木や陶磁など、他の材料をはめ込んで模様を表すもの。
シーシャムウッド
インディアンローズウッド(Indian Rose wood)・シタン(紫檀)とも言われ、マメ科の広葉樹で、環孔材的な散孔材です。世界の熱帯から亜熱帯に分布し、ブラジル産のブラジリアンローズウッド、中米産のココボロ(Cocobolo)、東南アジア産のイーストインディ アンローズウッドの、いわゆる典型的な紫檀と手違紫檀と呼ばれるチンチャン(Ching-chan)など種類があります。心材は、ノコギリや簡単な道具では加工することが出来ないくらいに硬く、重硬のため乾燥・加工性に難かしく、耐久性がとても高い材質です。高級家具材として、指物、唐木細工、象嵌、突き板、ナイフの柄などに使用されています。
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