「九州民芸家具 / Japan 九州民芸家具 飾り棚」を買取させていただきました
九州民芸家具 / Japan 九州民芸家具 飾り棚
柳宗理の父、柳宗悦の提唱する民芸運動をルーツにオーダーメイド専門で手造りの高級民芸家具を製造する九州民芸家具による、飾り棚です。
和の趣を感じるふすまの様な引き戸が印象的な飾り棚。力強く風格ある欅の木目が大変美しく、落ち着いた色合いは日々の暮らしの中から生まれた民芸家具の素朴な風情を感じさせます。明るい色調の生地の風合いや、丸い引き手のデザインなど細部の造作からは職人の手仕事の丁寧さをうかがうことができ、贅沢に時間をかけた使い込むほどに質感を増す味わいのある一品です。落ち着きのある空間づくりに、どうぞご検討ください。
九州民芸家具
民芸家具は柳宗悦の民芸運動の精神を受け継ぎ創作され、代表的なものとしては松本民芸家具、北海道民芸家具、北九州つくし民芸家具などが挙げられます。つくし工芸は昭和36年、もともと松本民芸家具の九州地区販売店として発足した後、松本民芸家具と袂をわかち、つくし工芸(北九州民芸家具)を設立。民芸運動の第二世代ともいえる建築家・伊藤安兵衛らのデザインをもとに椅子や調度品などを製作し、オーダー家具を中心として手作業による桜無垢材、欅材を使った高級志向のブランド、九州民芸家具を販売。北海道民芸家具と比べると、クラフト感の強い質実剛健なデザインを基調して縦格子の意匠をアクセントにした特色を打ち出し、数多くの民芸家具ブランドの中でも松本民芸に次ぐ高い評価を受けてきました。
柳宗悦
バタフライスツールを代表作とする世界的デザイナー柳宗理の父であり日本を代表する工芸作家 柳宗理が現館長を勤める日本民藝館の初代館長。
樺材(カバ) Birch
樺材山桜の一種で、その薄紅色の美しい花は昔から和歌の世界にも登場してきました。材質は硬く、均等で緻密な木肌を持ち、反りなどの狂いが少ない のが特徴。水に強く、粘りや強度もあるため民芸家具などの高級家具に珍重されている樹種です。 Birch(バーチ)材はフィンランド産の樺材の代表として北欧家具で使用されることが多い木材です。
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