「英国アンティーク ドローリーフテーブル」を買取させていただきました
英国アンティーク ドローリーフテーブル
英国アンティーク伸長式ドローリーフテーブルです。
英国のアンティーク家具としては定番ともいえるドローリーフテーブルですが、天板小口、脚の支柱、脚先部分等全体的に木彫が施された非常にグレードの高いお品です。天板の下に2枚の拡張天板が収納されており、必要な時に広く使える、大変便利で使い勝手の良い実用的なテーブルです。挽き物加工が生み出す重厚感のある2本のメロンレッグは存在感たっぷり。シンプルなフォルムの中で際立ちアクセントになっています。
また、ドローリーフタイプのテーブルは、必要な時にサイドの天板を広げて伸張出来る便利なアイテムで小さな空間からお使いいただける嬉しい設計です。作業台や、カフェタイムやダイニング、ちょっとしたパーティや急な来客時にも活躍してくれます。また、年代物ならではの心地よい温もり、使い込まれて程よく古びた風合いが素朴で優しい雰囲気を演出します。
メロンレッグ
中世英国チューダー様式に見られる伝統的な意匠のひとつで、ブルボーズ(球根)レッグとも呼ばれています。イタリアのルネサンス様式を積極的に取り入れた優雅で繊細な彫刻と贅沢に用いられたオーク材が象徴する、16〜17世紀初頭のイギリスの華やかさが感じられるデザインが魅力的です。
ブリティッシュオーク(楢) oak
イギリスの伝統的な家具造りに使われる事の多いオーク材は、イギリスアンティーク家具を象徴する材として、ブリティッシュオークと呼ばれています。日本で洋家具が造られ始める明治期以前、国内ではオーク材(ナラ材）の利用価値が無かった為、北海道産のミズナラが安い値段でイギリスへ輸出されていました。現代になって輸入されて来たブリティッシュオーク、アンティーク家具が実は日本へ里帰り、という可能性も少なくは有りません。
ドローリーフテーブル
16世紀後半にイギリスで発明されたドローリーフテーブルは、天板の下に収納された副天板を左右別々に引き出して(ドロー)広げるタイプの拡張テーブルです。脚を動かさず、中央の天板に物を載せたまま拡張が可能で必要に応じて3段階に大きくサイズ変更可能な大変実用的なテーブルです。
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