「ヒューゴー・トロエッツ Hugo Troeds ニールス・ヨンソン Nils Jonsson ARILD チーク材 ヴィンテージ ロングサイドボード」を買取させていただきました
ヒューゴー・トロエッツ Hugo Troeds ニールス・ヨンソン Nils Jonsson ARILD チーク材 ヴィンテージ ロングサイドボード
スウェーデン Hugo Troeds(ヒューゴー・トロエッツ)社製、Nils Jonsson(ニールス・ヨンソン)デザイン、チーク材が使用された、1960's ARILD ロングサイドボードです。
世界三大銘木の一つとして知られる高級材チーク。今では貴重となった良質なチーク材をふんだんに使用した北欧ヴィンテージ家具は、深みのある色、細部まで計算されたシンプルなフォルム、洗練された美しい佇まいで人々を魅了し続けています。実用的でありながら美しく、作り手のこだわりを感じさせる北欧家具黄金期のヴィンテージファニチャーです。
60’sスカンジナビアンデザインブーム
1960年アメリカ大統領選の、ケネディとニクソンのテレビ討論会で使用されたハンスJウェグナーのザチェアをきっかけに、ハイクオリティな北欧家具が注目を受け世界的なブームが起こりました。これは当時工業化が遅れていた北欧諸国が得意分野であるクラフト製品を、世界に売り込む為に仕掛けた戦略が実を結んだ結果でもあります。その影響を受け、北欧圏以外の国アメリカ、日本などでも北欧家具を模した家具が沢山製造されました。
ヒューゴー・トロエッツ Hugo Troeds
1934年設立。スウェーデンを代表するニールス・ヨンソンや、イングヴ・エクストロームの家具を手掛け、“スカンジナビアン モダンスタイル”を得意としたスウェーデンの家具メーカーです。先駆的なデザイナーや建築家と手を組み、機能性とデザイン性の高い上質な家具を生み出しています。
ニールス・ヨンソン Nils Jonsson
スカンジナビアンデザインを多く手掛けた1950〜60年代に活躍したスウェーデンのデザイナー。高品質で洗練されたデザインを展開し、ヨーロッパのヴィンテージ愛好家に高く評価されています。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。
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