モローゾ Moroso / Italia Ross Lovegrove/ロス ラブグローブ Moroso Supernatural perforated back

ロス・ラブグローブによるオーガニックデザインのプラスチックチェアです。連続した有機的曲線をもつフォルムと背に開いた穴が印象的で、この背に開いた穴は椅子の軽量化を図るとともに、屋外で使用した時、風の抵抗を低減させる効果があります。実際に手にとった時にその軽さに驚くはずです。もちろんファイバーグラスによって強化されたポリプロピレンを使用しており椅子としての強度もしっかりしたものです。スタッキングは最大4脚まで可能です。 **モローゾ / MOROSO** モローゾ社は1952年、アゴスティーノ・モローゾがイタリア北東部ウディネに設立したソファ･メーカーです。以来、革新的な技術を取り入れながらも手作りの重要性を尊重した上質なソファ、アームチェアなどを製作するイタリアを代表する家具メーカーとして、ロン・アラッド、アッキーレ・カスティリオーニ、アントニオ・チッテリオ、カルロ・コロンボ、エンリコ・フラゾリーニ、コンスタンチン・グルチッチ、アルフレッド・ハベリ、ロス・ラブグローブ、マーク・ニューソン、喜多俊之、パトリシア・ウルキオラ、トード・ボーンチェなど、多くの著名デザイナーと家具開発を推進しています。モローゾのソファは人をもてなす為の空間であると同時に、心を休める為の安堵の場でもあります。大洋横断の豪華客船からオフィス、ホテル、空港、商業空間、劇場、美術館から住宅に至るまで様々な場面で使用されています。 **Ross Lovegrove/ロス ラブグローブ** 1958年イギリス出身のインダストリアルデザイナーです。1980年代前半より、デザイナーとして活動しました。24歳の時には、パリの5大デザイナー、アトリエ・ド・ニームの一人に選ばれます。1988年ロンドンにアトリエを開設し、ソニーのウォークマン、アップルコンピュータのパソコンのデザインを手掛け、有名になります。’98年には東京デザイナーズウィークに初出展するなど日本でも活動を行い、日本航空の内装デザインのプロジェクトに携わるっています。オーガニックデザインの第一人者であり、作品のいくつかはニューヨークのMOMAやロンドンのデザインミュージアムなどでパーマネントコレクションに加えられています。