買取事例のご紹介 - 世界遺産屋久杉極厚高級座卓 - インテリア・蒐集品の買取専門、イズヤリサイクル

「世界遺産屋久杉極厚高級座卓」を買取させていただきました

世界遺産屋久杉極厚高級座卓

世界自然遺産屋久島、天然記念物指定屋久杉。現在では新規伐採を禁止されている屋久杉の無垢材、極厚の輪切一枚板を天板に使用した野趣溢れる座卓です。土埋木の根に近い部分から切り出された部位でしょうか、成長の際に負荷がかかった部分にのみ現れる、希少性と美しさから屋久杉の中でも最高級とされる虎杢が、全体に現れた非常に美しく強烈な個性を放つ逸品です。厚み50～60mmの極厚の無垢一枚板。天板の迫力、奥深い素材感は、もはや説明不要。画像でご確認いただける通りで、重厚感のある天板をどっしりと支える脚部分が、さらにダイナミックな存在感を引き立てています。屋久杉の千年の美を是非お楽しみください。

屋久杉
スギ科の針葉樹で、鹿児島県の屋久島に産するもの、特に樹齢三百年以上のものについて言います。材は淡紅ないし褐色で、木理は複雑で美麗。鶉杢(うずらもく)などが現れる。材質が緻密で樹脂分が多く、腐りにくい。このため、樹木の寿命が長いといわれる。延命長寿、家内安全の縁起物として古来より重宝されています。欄間、天井板、衝立、茶棚などに用いられる。薩摩杉、鬼杉とも言われています。屋久杉は１９８２年に伐採が禁止され、また１９９３年ユネスコによって世界自然遺産として登録されました。以後、屋久島からの持ち出しは、大幅に制限され原木の入手は極めて困難になっており、その為、屋久杉製品は大変稀少になってまいりました。

光明
キラキラと光るような輝きを放つきわめて珍しい杢。細かな年輪の中に、極稀にまるで星が点在しているかのような形で光るものが出現します。板目だとメラメラと燃え立つ炎の様に見えます。

虎杢
虎杢は光明の一種でその光った部分が虎の縞の様に見える杢をいいます。屋久杉の杢の中でも特に希少価値が高く工芸品などの材料として高く評価されています。

土埋木
伐採後、長い間放置された(江戸時代からのものもあります)屋久杉の切り株や幹などで、屋久島の山中に眠っている残材です。屋久杉の伐採が禁止された後もヘリコプターで空輸し高額で取引されていましたが、平成28年に生産終了が見込まれることから大幅に価格が高騰している希少品です。