買取事例のご紹介 - 神戸洋家具多目的棚 - インテリア・蒐集品の買取専門、イズヤリサイクル

「神戸洋家具多目的棚」を買取させていただきました

神戸洋家具多目的棚

神戸洋家具のオーク材サイドボードです。

西欧への玄関口として古くから栄える異人の街、神戸。国内でいち早く複数の小工房によって洋家具の製作、販売を始め、それらには特定のブランドはありませんが、西欧のトラディショナルデザインを和の木工技術で仕上げた独自の折衷様式は神戸家具として全国で高い評価を受け続けています。主材に硬質で滑らかな木肌と力強く美しい木目が特徴のオーク材を使用。彫刻や挽物加工による手の込んだ装飾が随所にあしらわれており、素材の持ち味を最大限に生かした匠な本棚です。全体に施されたモールディング、取手の金物細工等、作り手の強い拘りが伺えます。フラップ扉内には、取り外しができる間仕切りが3枚付属しており、本などを収納して頂ける勝手の良い一品です。開き戸収納と、下段には可動棚が付いており、様々なシーンで多目的にご使用できるお品です。
この機会に、神戸洋家具の高級インテリアをどうぞご検討下さい。

神戸洋家具
明治の初め、四国塩鮑島から神戸に来た船大工、真木徳介氏が神戸市中央区加納町辺りに製作所を開き、木造船製作の技術を生かし、外国人が持ち込んだ洋家具や装飾品を見よう見まねで製造・販売していた事が、神戸洋家具の始まりと言われております。外国人が居留地に持ち込んだ家具の修理を請け負った修理業と、外国人から不要になった家財道具を買い取り再生販売する道具商の2種類あり、需要の拡大により、現在に至るまでの後下洋家具業界に成長した。

オーク(楢) oak
現在では価格の高騰により高級家具材となりつつあるオーク材。堅く加工が難しいという特性があるにもかかわらず家具の材料としては最も優れている材料と呼ばれています。堅いオーク材で造られた家具は頑丈で滑らかな木肌を持ち傷や凹みがつきにくくテーブルに特に適しています。そして、なによりも美しく印象的な木目に混じる虎斑と呼ばれる力強い模様が最大の魅力です。