「筑後民芸 筑後民芸 車箪笥」を買取させていただきました
筑後民芸 筑後民芸 車箪笥
筑後民芸家具による車箪笥です。
厳選された欅の杢目と南部鉄金具の組み合わせによる重厚な仙台箪笥様式の和家具。堅牢さと重厚さの中にも華麗な繊細さを秘めた佇まいは現代の住空間の中でも際立つ存在感があります。
仙台箪笥とは宮城県を中心に江戸時代末期に始まり明治・大正・昭和と時代を超えて作り続けられている工芸和家具。素材は主にケヤキや粟と鉄の飾り金具で造られる和家具の代表的なデザイン様式の一つです。
筑後民芸家具
九州の北部に位置する筑後川の下流で、1536年頃に榎津久米之介により指物作りが始まったとされます。筑後民芸家具は船指物の流れをくみ、良質な欅材と伝統の技を守り、頑固なまでの職人気質で一品一品まごころをこめて作り上げられた格調高い民芸家貝です。
欅(けやき)
国内の広葉樹の中で第一の良材として古くから建築材、家具材、建具材、造作材として幅広く用いられています。大変美しい明瞭な木目とうっすらと褐色を帯びた木肌が特徴。特に寺社建築に重用されたり、農家の大黒柱としても用いられており和家具の材料としては最高級の素材です。玉杢、牡丹杢、泡杢などの模様が現われることがあり大変希少価値の高い素材として珍重されています。
車箪笥
商家で金品や帳面など大事なものを収め、金庫のように使われた箪笥。柱のように太い框 (かまち) と横桟でがっちりと周囲を取り囲み、いかにも厳重に内部を守る感じを与える構造となっている。下部に車が付いているのが特徴で、火事などの災害時に綱を付けて引張って容易に移動できるようにした箪笥。
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