「ペーパーナイフソファ model.121」を買取させていただきました
ペーパーナイフソファ model.121
Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)デザイン、ペーパーナイフソファ model.121です。
エッジの際立ったアームの形状がペーパーナイフを思わせる事からペーパーナイフソファと名付けられた1956年発表のカイ・クリスチャンセンによる名作ソファ。当時はデンマークのMagnus Olesen社から販売されていましたが、半世紀程の生産中止期間を経てカイ・クリスチャンセン氏よりライセンスを得た日本の宮崎椅子製作所によって復刻されました。
カイ・クリスチャンセン Kai Kristiansen
1916年デンマーク生まれ。1950年代に活躍した北欧のデザイナー。ハンス・J・ウェグナーやボーエ・モーエンセンらと共にデンマーク近代家具デザインの父と呼ばれ、実用的でスタンダードな美しさを持つ家具を生み出した。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。
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