「デイルズクラフト Dalescraft ヴィンテージ サイドボード」を買取させていただきました
デイルズクラフト Dalescraft ヴィンテージ サイドボード
英国のミッドセンチュリーブランド、Dalescraft(デイルズクラフト)社による、ヴィンテージ サイドボードです。
同時期のイギリスヴィンテージ同様デンマークデザインの影響を色濃く受けつつも独自の個性と一歩抜きん出た品質を備えたサイドボード。削り出された取っ手のディテールやアクセントを添える天板のあられ組み装飾など非常に美しい仕上がりが印象的です。
デイルズクラフト Dalescraft
1948年、ヨークシャーにて設立された英国の家具メーカー。高品質なハイエンド製品を専門とする高級ブランドとして知られ、1950年代から70年代初頭にかけて人気を博しました。デンマークデザインに影響を受けた英国人デザイナー、Malcolm David Walker(マルコム・デイビッド・ウォーカー)が製品デザインを手がけ、美しくスタイリッシュな家具はG-PlanやMcIntoshと比べても遜色のないクオリティです。当時としては高価だったこともあり、大量に生産されなかったため、現代ではなかなか出会えない希少なブランドとなっています。
あられ継ぎ あられ組み
板と板を交互に切り欠いて組む組み手の事をいいます。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。
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