「棟方志功 花図火鉢」を買取させていただきました
棟方志功 花図火鉢
棟方志功によって絵柄が施された関東方形花図火鉢です。
迫力のある絵が全体に描かれた火鉢です。あられ組継によって組まれており、互い違いにがっちりと組み合わされた材はデザイン上のアクセントにもなっています。
棟方志功 /Shikou Munakata (1903-1975)
1903年青森県生まれの版画家。油絵を独学し大正13年上京。新文展で「善知鳥(うとう)」が特選、ベネチアのビエンナーレで「柳緑花紅頌」などが国際版画大賞を受賞。また、文字自体を画面に導入し絵と文字を同次元の造型性に融合、統合させた独特の「板画」を確立。日本を代表する版画家です。
関東火鉢
火鉢には関東火鉢と関西火鉢があり、縁のない箱のような火鉢を「関東火鉢」、皿などを置く縁のあるものを「関西火鉢」といいます。近年では火鉢としての本来の用途よりも炉の部分に砂利や観葉植物を入れ、ガラス蓋をはめることで骨董の面白さを生かしたテーブルとして流用されたりしています。
桐材
桐はゴマの葉草科で、普通の木材とは違った特徴があります。(防湿効果、抗菌 効果 、保温効果 、燃えにくい 、腐食に強い etc)素材の表面が粗いため、吸湿 性があります。組織は発泡スチロールのような構造になっており湿度に敏感に反 応して、桐の素材自体が膨張したり収縮し たりして防湿効果をもたらします。 また、パウロニン、セサミンと云う成分が含まれており、ノミ・ダニなどの虫が つきにくく、抗菌性に優れてます。 発火点は425℃と高く、火災等の際にも桐タ ンスは耐火機能があります。防腐作用の高いタンニンが含まれるため、長い期間 の使用が可能です。四季 折々気温湿度が変動する日本において最も家具に適し ている材の一つと言えるでしょう。
黒柿
柿の木が数百年の樹齢を重ね古木になると、希に心材に墨で書いた様に黒い紋様が入るものがあります。この様になった柿の木のことを黒柿(くろがき)と言います。希少性は高く、1万本に1本くらいの確率といわれており、高額で取引されている銘木です。そのため、千三百年の昔より貴重な宝物として大切にされてきました。重硬で木目は綿密で加工が困難で、主に高級和家具や茶器・建築装飾材の材料として使用されています。
あられ継ぎ / あられ組み
板と板を交互に切り欠いて組む組み手の事をいいます。
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