「松本民芸家具 #T型ビューロー」を買取させていただきました
松本民芸家具 #T型ビューロー
民芸家具の名門、松本民芸家具による #T型ビューローです。
L型ライティングビューローは、西洋の伝統家具様式に影響を受けたオーセンティックなデザイン、深みのある色合いと職人の手により丁寧に仕上げられたディテールの美しさに古くから和家具の産地である松本の職人のこだわりを伺うことが出来るビューローデスクです。入手が難しく加工もまた困難な家具に適した樹齢200年〜300年のミズメザクラを用い、一人の職人により最後まで仕上げられる製品は日本古来の伝承の技により堅牢に木組みされ、木肌にやさしく浸透する塗装を行い、最後に自分の名前の一字を家具の裏側に刻み完成となります。これは製品の責任の所在を明らかにするためのものでもあり、職人の誇りを込めたものでもあります。深みのあるダークブラウンの塗色は、使うほどに味わいのある飴色へと変わっていきます。一流の風格が漂う落ち着いた佇まい、選び抜かれた木肌の素朴な風合いが、独特の味わい深い雰囲気を演出します。
最高級の和家具材ミズメザクラを用い、職人の手仕事で造られる最高級の民芸家具です。落ち着いた民芸色の色合いに用の美を感じさせる上品な意匠、松本民芸家具をルーツとする各社の民芸家具と共通性をもったデザインですのでトータル家具として買い増しの際も調和が取れます。
使い込むほどに美しさと味わいが増すミズメザクラの鮮やかな木目と硬質な木肌が印象的な姿見。脚元に施された透かし彫りがアクセントとなった和洋折衷のデザインが魅力的です。フレームや脚の組接ぎに、古くから和家具の産地であった松本の職人ならではの確かな手仕事が伺えます。
柳宗悦
バタフライスツールを代表作とする世界的デザイナー柳宗理の父であり日本を代表する工芸作家 柳宗理が現館長を勤める日本民藝館の初代館長。
バーナード・リーチ
イギリスの陶芸家。 幼時を日本で過ごし、1909年に再来日。 白樺派の人々と交流を結び、 6代目尾形乾山に入門し作陶を学びます。 東洋陶磁とイギリスの伝統を融合させた独自の作風で知られています。
ミズメザクラ 水目桜・梓
桜に似た樹皮から水目桜と呼ばれますが桜の類とは関係なくカバノキ科の落葉高木です。梓弓の材料になっていたことから梓とも呼ばれています。虎杢と呼ばれる虎の紋様を思わせる杢が特徴。山奥に散在しており家具に使われる200年~300年の歳月を経たミズメザクラは入手困難であり、非常に堅いため加工には熟練の技術を要しますが、美しい木肌を持ちながら狂いがおきにくく粘り強いという非常に優れた特性から百木の長と詠われ、最高級の家具材として重宝されています。
買取させていただいたお品はこちらで販売しております
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