九州民芸家具 / Japan 樺無垢材 ダイニングチェア

柳宗理の父、柳宗悦の提唱する民芸運動をルーツに、オーダーメイド専門で手造りの高級民芸家具を製造する九州民芸家具によるダイニングチェア4脚セットです。

安定性のある堅牢なつくりに加えて手の込んだ装飾が印象的。職人の匠の技による丁寧な仕事が成された確りとした頑丈なつくりは、何世代にも渡り使い続ける事が出来ます。落ち着いた高級感のある色合いや、美しい樺無垢材に挽物加工を施した美しいシルエットなど、使い込むほどに質感を増す、深い味わいのある高級品です。素朴な自然の味わいを持ち、力強く美しい木目は年月を経るにつれ、奥深い表情と風格を増します。。ダイニングの追加椅子としては勿論、ホールの飾り椅子やデスクチェアにもおすすめです。手仕事の温もりある上品な九州民芸家具を、この機会にどうぞご検討下さい。

九州民芸家具
民芸家具は柳宗悦の民芸運動の精神を受け継ぎ創作され、代表的なものとしては松本民芸家具、北海道民芸家具、北九州つくし民芸家具などが挙げられます。つくし工芸は昭和36年、もともと松本民芸家具の九州地区販売店として発足した後、松本民芸家具と袂をわかち、つくし工芸(北九州民芸家具)を設立。民芸運動の第二世代ともいえる建築家・伊藤安兵衛らのデザインをもとに椅子や調度品などを製作し、オーダー家具を中心として手作業による桜無垢材、欅材を使った高級志向のブランド、九州民芸家具を販売。北海道民芸家具と比べると、クラフト感の強い質実剛健なデザインを基調して縦格子の意匠をアクセントにした特色を打ち出し、数多くの民芸家具ブランドの中でも松本民芸に次ぐ高い評価を受けてきました。

スピンドルバックウィンザーチェア
スピンドル(挽物)のスポークを背もたれに用いたウィンザーチェア。笠木と座面をV時型のスポークで補強し剛性を高めているタイプも存在する。

スモーカーズボウウィンザーチェア
19世紀頃、人気があったロータイプのウィンザーチェア。パブやコーヒーハウスでこの椅子に座り、 タバコを吸いながらビールやコーヒーを飲んでくつろいだ人が多かったことからスモーカーズボウチェアの名前で呼ばれています。

樺材(カバ) Birch
樺材山桜の一種で、その薄紅色の美しい花は昔から和歌の世界にも登場してきました。材質は硬く、均等で緻密な木肌を持ち、反りなどの狂いが少ない のが特徴。水に強く、粘りや強度もあるため民芸家具などの高級家具に珍重されている樹種です。 Birch(バーチ)材はフィンランド産の樺材の代表として北欧家具で使用されることが多い木材です。