「有限会社モノ・モノ / Japan 秋岡芳夫 / akioka yoshio(1920-1997) モノ・モノ あぐらのかける男の椅子」を買取させていただきました

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有限会社モノ・モノ / Japan 秋岡芳夫 / akioka yoshio(1920-1997) モノ・モノ あぐらのかける男の椅子

岡芳夫氏が1970年代に始めた、日本の手が作る、美しく長持ちする暮らしの道具を集めたお店“モノ・モノ”のオリジナル、秋岡芳夫デザイン“あぐらのかける男の椅子”です。

両手を広げて迎えてくれるようなフォルムが独特な安心感のあるチェア。「あぐらのかける男の椅子」という名の通り、座面の形状は楕円の幅広で、肘掛けは座面の中程までなので開放感があり、テーブルから立ち上がる時椅子を引かなくても良いデザインです。また、背もたれから脚に掛けてすっきりとシェイプされた流れるようなディテールは、北欧デザインファニチャーを彷彿させます。

有限会社モノ・モノ
工業デザイナーの故・秋岡芳夫氏が中心となって、1971年に結成されたボランティア組織「グループモノ・モノ」が母体。1970~80年代にかけて独自の工芸デザイン運動を展開しました。拠点であった東京・中野の古い集合住宅の一室では、生活道具店としてクラフトの展示・販売・流通も行なっていました。秋岡氏の死去後、活動が縮小するも2015年に「新生モノ・モノ」として新たな活動を再始動しました。プロフェッショナルセミナーの開催や木育活動、そして昭和期の名作クラフトの復刻を手掛けています。秀逸なモダンデザインのクラフト作品を後世に残し、また国内外に流通すべく、産地や素材をアップデートしながら復刻生産を行っています。

秋岡芳夫 akioka yoshio (1920-1997)
日本の工業デザイナー、童画家、著述家、教育者。熊本県宇城市松橋町出身。工業デザイナーでありながら大量生産・大量消費社会に疑問を投げかけ、「暮らしのためのデザイン」という持論の実践のため、日本各地で手仕事やクラフト産業の育成のために尽力ました。主に1970年代~80年代に活動したデザイン運動体グループ モノ・モノの代表。東北工業大学、共立女子大学などの教授として、また桑沢デザイン研究所などの非常勤講師としても活躍しました。

オーク(楢) oak
現在では価格の高騰により高級家具材となりつつあるオーク材。 堅く加工が難しいという特性があるにもかかわらず家具の材料としては最も優れている材料と呼ばれています。 堅いオーク材で造られた家具は頑丈で滑らかな木肌を持ち傷や凹みがつきにくくテーブルに特に適しています。 そして、なによりも美しく印象的な木目に混じる虎斑と呼ばれる力強い模様が最大の魅力です。

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