「Poul Cadovius サイドキャビネット / カスタム アイアンヘアピンレッグ」を買取させていただきました
Poul Cadovius サイドキャビネット / カスタム アイアンヘアピンレッグ
デンマークを代表するデザイナーの一人 Poul Cadovius(ポール・カドヴィウス) デザイン、ヴィンテージ サイドキャビネット / カスタム アイアンレッグです。
ヘアピンレッグと呼ばれる鉄製の脚でカスタマイズした一品。当時の雰囲気を保ちつつ、より現代的でインダストリアルな雰囲気に生まれ変わっています。
彫り込まれた特徴的な取っ手は、ポール・カドヴィウスの代表作であるウォールユニットROYAL SYSTEMにも採用されている象徴的なデザイン。今では希少な高級材であるチーク材を使用した、温かみのある褐色木肌も印象的です。実用的でありながら美しく、作り手のこだわりを感じさせる北欧家具黄金期のヴィンテージファニチャーです。
ポール・カドヴィウス Poul Cadovius (1911-2011)
デンマーク家具業界で最も成功したデザイナーの一人です。1945年にPoul cadoviusの家具メーカーRoyal Systemを設立。1948年にフレキシブルに使える棚システムROYALSYSTEM、1957年に受賞歴のあるSYSTEMULTRA、1960年にSYSTEMCADOを発表。省スペースとモジュラーコンセプトに準拠し、従来の棚システムに革命をもたらしました。キャリアを重ね400以上のデザイン特許を取得。生み出したミニマリストデザインは、何世代にもわたるデンマーク家具デザイナーの重要なインスピレーションとして受け継がれています。
インダストリアルスタイル
金属の工業部材や古材などの無骨な素材を用いた、前時代の工場備品を彷彿させるようなヴィンテージ感のあるインテリアスタイル。
チーク(本チーク) teak
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。
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